料理すること、食べること。管理栄養士 廣野沙織のブログ

科学的に美味しく料理をつくる方法と、食べ物の栄養効果について、レシピ付きで分かりやすく解説しています。

ゆで卵の殻が上手くむけない理由は?綺麗にむける簡単な裏技を紹介!

f:id:hironosaori:20180910191231j:plain

 

ゆで卵を作るとき、殻が上手くむけなくて卵がボロボロになってしまった…という経験はありませんか?

ゆで卵は見た目がとても大事。せっかく作るなら綺麗に仕上げたいですよね。

今回は、ゆで卵の殻を上手くむくコツや裏技をご紹介します。

 

新鮮な卵はむきにくく、古い卵はむきやすい

新鮮な卵の卵白には二酸化炭素(炭酸ガス)がたくさん溶け込んでいます。

新鮮卵を殻付きのまま茹でると、温度が上昇して膨張した二酸化炭素の圧力によって、白身が殻に押し付けられてくっついてしまうため、殻がむきにくくなります。

 

一方、卵をしばらく保存しておくと、卵白に溶けていた二酸化炭素は徐々に殻の外に抜けていきます。そのため古い卵を茹で卵にすると、白身と殻はくっつかずむきやすいのです。

 

普段殻が上手くむけないという方は、もしかしたら新鮮卵を使いがちなのかもしれません。 ゆで卵を作るときは、古い卵から優先して使うと失敗が少なくなります。

 

新鮮な卵を綺麗にむくための裏技

古い卵がむきやすいとはいっても、卵を買ってすぐに茹で卵を作りたいときもありますよね。

そんなときに使える裏技をご紹介します!

 

まず、生卵を手に持ち、お尻部分(尖っていない方)を確認します。

下の写真では、お尻部分は下側です。

f:id:hironosaori:20180910182825j:plain

 

次に、お尻部分に針や安全ピン、画びょうなどで穴をあけます。

1cmくらい差し込みましょう。

※針などは綺麗に洗ってから使用してください。

f:id:hironosaori:20180910183054j:plain

 

穴を開けても、特に漏れたりはしません。

f:id:hironosaori:20180910183304j:plain

 

あとは、通常通り茹でるだけ!

f:id:hironosaori:20180910183349j:plain

 

茹で上がったら、冷水にとり、通常通り殻をむきます。

こんな風にツルツルになるはずです!

f:id:hironosaori:20180910183433j:plain

 

気になるお尻部分の穴は…

f:id:hironosaori:20180910183546j:plain

 

ほとんど目立ちません!

 

殻に穴を開けるとむきやすくなる理由

殻に小さく穴を開けることによって、薄膜(殻の内側の膜)と卵白との間に水が入り込むためむきやすくなると考えられています*。

*日本卵業協会HP(http://www.nichirankyo.or.jp/qa/hinshitsu.htm#tag05

 

新しい卵は二酸化炭素によって白身が殻に押し付けられやすいので、

穴を開けることで隙間を作り、卵白と殻が直接くっつかないようにするというのがポイント。

 

穴を開ける一手間だけなので、普段よく失敗してしまうという方はぜひお試しを♪